伊勢型紙　手染め　角帯　荒波　形梅　石塚染工　「石塚久美子」 表：葡萄茶色×銀色 裏：薄色 (＊お色の詳細は「和色大辞典」を参考に記載させて頂いております。) 石塚染工「石塚久美子」制作　角帯のご紹介です。 三重県白子の手彫りの伊勢型紙を使用し、手付けで染められています。 形梅は、石塚染工で染められている江戸小紋とは別に 五代目伝統工芸士　石塚久美子さんが型にはまらず自由な発想で作品の提案をされております。 荒々しくも美しい、波のうねりを纏う。 この角帯は、ただ締めるだけで背中に凛とした空気が宿る、そんな作品。 「荒波」と名付けられながらも、その波は決して荒々しくはなく、むしろ海という存在が持つ底知れぬ深さと、時に優しく、時に厳しいその表情の一瞬を切り取ったような印象を与えます。 銀色の線が葡萄茶に映えるその姿は、月夜に照らされた海面のきらめきを彷彿とさせ、着る人にも、見る人にも、静かなる力を宿してくれるようです。 深みある赤紫に浮かぶ波の文様は、派手すぎず、地味すぎず。 洗練された柄が、着こなしに奥行きを与えてくれる作品です。 ＊オールシーズンご使用になれます。 表　綿100% 裏　麻100% 幅:10cm 長さ:約400cm 新品お仕立て上がり品。 #きもののすみか角帯